農林漁家での生活体験を通じて
人・命・心・食のつながりを実感!
思いやりの気持ちを育てます。

うらほろスタイル ふるさとづくり計画

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取組の概要

土に直に触れ自然と共存しながら生活する「うらほろ」に代表される農山漁村の暮らしは子どもたちが自ら学び考える「生きるチカラ」を育成する学習の場として最適の環境といえます。しかし、食料自給率2900%を誇る浦幌においても、地域に住む子どもたち、特に市街地に住む子どもたちは、農山漁村の一次産業の生活スタイルを知らないことが多いのも現実です。そこで「農村つながり体験事業」では、町内の子どもたちを対象に、農家をはじめとする一次産業を営む家庭での生活体験を実施。動物はもとより、毎日成長する作物と自ら向き合うことで、子どもたちに「いのち」「たべもの」の大切さとつながりを伝えるとともに、農山漁村のひと、暮らし、生業に直に触れる場面を提供し、ふれあいを通じて地域間での多彩なコミュニケーションを育み、地域の一次産業の価値を伝えます。

取組の効果

子どもたちは「つながり」を学ぶことで、自分ひとりで生きていないことが実感します。人のつながりは他者理解や思いやりの気持ちを育み、命のつながりは命を大切にしようと思う気持ちにつながり、心のつながりは癒しと安心感をもたらし、食のつながりは生産者への理解、産地に生きることへの誇りの醸成をもたらします。また今後は大阪や東京といった都市部在住の子どもたちを対象とした受入れにも力を注ぎます。町内の子ども同様に農林漁家での生活体験を通じ、生産現場を肌で感じ、生産者とのふれあった都会の子どもたちは、産地への理解を育み、都市とのあらたな信頼関係の構築づくりを生み出す効果が期待できます。


農家さんたちの、生き様を見てほしい

浦幌町農業協同組合代表理事組合長 馬場幸弘

農協としては「安全で安心なものを作っている」という努力を、まずは地域のみなさんに伝えたいという思いがあります。このプロジェクトは、その思いを未来の大人たちにしっかりと伝えることができる素晴らしい場ですね。また都会から来る子どもたちは「浦幌と縁をもった」この体験が、のちの人生の大きな糧となってくれればうれしいですね。都会に戻ってお店で野菜を見たときに「浦幌のおじさんたちが一生懸命作っているものなんだ」と認識できるだけでも、人として大きな収穫だと思うんです。あと、地元の子どももそうですが、浦幌の素晴らしい農家さんたちの生き様をしっかり目に焼き付けてほしい。「自分の職業に誇りをもって、頑張って働く」というのは、こういうことだとわかるはずです。また働く姿を子どもたちに見せることで、農家さんたちも大きな励みになるはず。そんな貴重な交流のために、農協としてできる限りの応援をしていきたいと思っています。


故郷の美しさと豊かさの体験

厚内小学校校長 水野豊昭

「生まれたところ 必ずしも故郷ではない 心をとどめたところが 故郷である」
浦幌町に生まれ、浦幌町で育つことはどういうことか。浦幌町が子どもたちの故郷になるためには何が必要なのか。地域の宝である子どもたちを育てることの重要性をもう一度考える必要があるように思われます。大人が当たり前と思っていることも、子どもたちにとっては新鮮であり感動であることがたくさんあります。浦幌町の美しさと豊かさを体験することができる本事業の意義の大きさを感じています。町の将来を担う子どもたちに「ふるさと」を提供し体験させることは,わたしたち地域の大人の責務です。まだまだ始まったばかりのプロジェクトですが、地域が一体となって町の魅力を伝える事業となることを願います。


絆を深めよう!「心のつながり体験」

1~2泊程度の農林漁家庭での生活体験などを通じて、これまでに会ったことのない人や暮らし、家業、考え方の中に入る場面を提供し、家族のふれあい、地域の温かさに触れるとともに、思いやりの心などの社会性を学ぶ機会を創り出します。

命を学ぶ!「食のつながり体験」

分業化・都市化が進み、食べ物の生産現場を知る機会が少なくなる中、子どもたちの日々の暮らしに直結する「食」の生産の場で、農作物等を収穫、調理、食する体験を通じ、命や食べ物の大切さ、つながりを学びます。

食のまち浦幌!「価値の実感」

日本の食料自給率は現在40%。その中において浦幌は2900%を誇る一大生産地。生産現場での体験を通じ、命の糧である「食」を生産し、担っている地域に生きることへの誇りと産地の大切さ、産地を守る気持ちを育成していきます。

畑に来ると、みんな笑顔になる!

おかだ農園 岡田愛啓

子どもたちと畑に行くと、みんな笑顔になります。そして畑で農作物に向き合って感動する姿を見ると、生産者としての喜びを感じますね。同時に「この子たちのためにも安心で安全な作物を作りたい!」と強く思います。この交流を通じて〈農家ならではの魅力〉を、子どもたちに多く伝えていけたらと思っています。