2010年9月の投稿記事

二校交流学習~砂のアート作り~

2010 年 9 月 22 日(水)20:25 | 厚内小学校 |

浦幌は海あり山ありという、とても贅沢な場所なのです。

今回の学習の舞台となったのは厚内地区。浦幌にある3つの小学校のうち、唯一太平洋に面する海のある地域になります。

交流学習は毎年恒例ですが、今年度からは二校の学習となり、文字通り「山の学校(厚内小)と海の学校(上浦幌中央小)」の交流となったのでした。

今年度は、残念ながらサケが川を遡上する様子や漁を見学することはできませんでしたが、その分、砂浜での交流はたっぷりとできました。

開会式①

 

 

 

まずは全員揃っての開会式。

 

自己紹介①

自己紹介ゲームでみんな仲良くなります。

「自己紹介がどきどきした。自己紹介終了の笛が鳴ってほっとした。」


相談タイム①

相談タイムです。子ども達は自然の中で自ら考え、大人には思いつかないような創造的な発想を次々と生み出します!!

そして、いよいよ開始!子ども達はもちろん大張り切りですが・・・こんな広い海を前にした豊かな自然の中では大人だってうきうきします!

アート⑧アート⑲

あっちの校長先生も、こっちの校長先生も、子どもたちより熱心!?

 

いやいや、やっぱり子どもたち。みんなで支え合って創っていきます。大事なのは出来映えではなく、このプロセスなのです。

「砂のお城を作っている時に,みんなアイディアをたくさん言っておどろいた。」

アート⑥ アート⑩ アート⑬

 

そして、子どもたちの素晴らしい力作と笑顔をご覧下さい。

グループ① グループ② グループ③

 

グループ④ グループ⑤ グループ⑥

「砂のアートで力を合わせてできました。うれしかったです。」

 

給食②

学校に戻ってからは一緒に給食を食べたり、厚内小学校育ちのサケも観察しました。

ここ厚内の海からは多くの漁師さんたちがサケを獲りに出港するのです。

小学生民泊体験学習

2010 年 9 月 15 日(水)09:58 | admin |

浦幌町の全3つの小学校合同で行われた北海道では初めての取り組みです。

長期休業中ではなく、平日の授業時間に町内の5年生全児童が参加して行うことに大きな特徴があります。

食料自給率2900%を誇る浦幌においても、地域に住む子どもたち、特に市街地に住む子どもたちは、農村漁村の一次産業への生活スタイルを知らない子どもたちが多いのも現実です。

そこで、町内の子どもたちを対象に、農家をはじめとする一次産業への民泊を実施。

自分たちが日常生活で消費する食料がどのように作られているのかを肌で感じてもらえる機会を作り、農村漁村への理解と新たな信頼関係づくりへと努めます。

また、お互いに足りないものを支え合い補う心を育み、この地域を守っていこうという心を育てるという効果を期待しています。

P1010099上浦幌地区の風景

 

さて、実際の日程は・・・

13日(月)

13:50 上浦幌中央小学校に集合し開会式。その後、数人のグループで13戸の受け入れ農家先へ向かいます。不安と期待が!!

15:00~ドキドキの農作業体験開始   収穫物でのおやつも入ります。 とうきびやジャガイモなどを収穫します。もちろん学校の授業でもやることはやりますが、規模・質が全く違います。

16:30~夕食づくりです。収穫したジャガイモなどを使ってのカレーライス作りになります。さぞ、おいしかったことでしょう!!

その後は、入浴を済ませて、夕食。「家族」団らんで新鮮な時間を過ごします。そして、体験のまとめを作成して21:30には就寝しました。

img011

 

14日(日)

子ども達はどんな気持ちで朝を迎えたのでしょうか?

6:30の散歩からスタート。子どもたちにはどんな景色が写ったのでしょうか??

その後は朝食を作り、農場見学→農家別体験学習(収穫・昔話・動物の世話・トラクター試乗など) 子どもたちの歓声が響きます。

SANY0030

牛の世話をがんばっています!

SANY0024

こちらは、ある農家さんが経営するベジタブルショップの見学です。

キラキラ輝く子どもたちの表情が目に浮かびます。

 

最後に、体験のまとめ(お礼の手紙など)を作成した後、農家とのお別れ会を済ませた子どもたちが、再び上浦幌中央小学校に戻ってきました。

P1010162

疲れた表情です。

P1010154

笑顔があふれます。荷物もいっぱい! おみやげをたくさんもらったそうです。じゃがいもなどなど。

「疲れたけど、楽しかった!!」

「楽しかったけど、疲れた~。」

P1010163

その通りでした!!

P1010172

そう言えば、熊も出てきて檻に捕まえたそうです。

P1010165

お世話になった農家の方々

P1010166

代表の方よりご挨拶。子どもたちもさすが真剣に聞き入ってます。

P1010177

もう一度、お母さんたちとのお別れ。悲しくて泣いてしまった子もいました。

 

わずか2日ではありましたが、帰校後、子どもたちの言葉には本当に豊かな体験ができたということが分かると先生方が話されていました。

子どもたちの目には何が映り、何を感じてきたのでしょうか。そして、何が育まれてきたのでしょうか?

その答えは今すぐには分かりません。

でも、これからずっと先、大人になってから、もしかしたら浦幌を離れたら・・・出てくるのかもしれません。

ペーパーテストのようにすぐには結果は出ませんが、こんなとりくみを大切にしていきたいものです。

今年度が初めてのとりくみでしたが、次年度以降も継続して実施される予定です。

 

 

努力も実る日 脱穀体験!!

2010 年 9 月 14 日(火)15:10 | 上浦幌中学校 |

上浦幌中学校では、地域の魅力発見活動の一環として「農林漁村体験」「食育体験」といった学習を進めています。
4月末に「小麦」を、6月には「金時」を植え、栽培してきました。
この活動は教育委員会の松田さんをはじめとして、上浦幌地域の方々が一緒になって毎年進められています。
なぜ「小麦」「金時」なのでしょうか?
それは上浦幌地区の特産なのです。地域の特色を生かした学習となっているのです。
生徒たちは、日頃から畑に様子を見に行ったり、夏休み中には当番を決めたり、部活の帰りに寄ったりと、特別に授業として時間を設けなくても日常の活動としてとりくんできたのです。
今年は「猛暑!」
ということは、天気が良すぎて伸びすぎたとか。そして倒れてしまうので、それを直すのも一苦労。そして伸びるのは雑草も一緒。こちらの草取りも大変だったそうです。
「今年は、子どもたちの力を上回ってしまった・・・。」年だったそうです。

さて、本日はそんな努力を経て、いよいよ脱穀作業です。朝からの作業になりました。

P1010103

開始から約1時間、黙々と作業が進められています。

P1010104

「真剣な顔!!」 激しく飛び散ります!

P1010113

そして、協力し合いながら仕事をしているときのいい笑顔!

P1010117

生徒たちは慣れた手つきで作業を進めます。

P1010120

対して、この作業が初めてのALTの先生はおっかなびっくり・・・。

P1010121

やはり生徒たちは手馴れています。機械の使い方もバッチリ!

P1010131

やっと休憩です! ドリンクをおいしそうに飲み続けます!!

P1010134

いい笑顔があふれます!!

 

この作業は慣れているね?

「もう3年間もやっているので、やり方も分かっています。」

この作業はどう??

「楽しいこともあるし、つらいこともあります。」

今年はいつもと変わったことはある?

「今年は畑にマリーゴールドを植えました」

 

小麦と何の関係があるのでしょうか??

 

そうなんです。これまでは2つの畑で作業を行っていたのですが、今年からは3つの畑で回すことになりました。ですから畑を休ませ豊かにするためにマリーゴールドを植えていたのです。

こうして大事に大事に丹精込めて作りました。そして今年は何と大豊作でした!!

P1010137

そして、この方々の力が生徒たちの学びを支えているのです。地域の方々。こちらも皆さんいい表情です!

P1010139

仕事は真剣でも、休憩になればやっぱり中学生の姿に!!

P1010140

さあ、作業再開。脱穀作業は続きますが、一方でこちらは?  今年使った畑での作業です。

P1010147

P1010146

「ねえ、もうやっていいの?」(2年生)

「はい、そっちからかけて。そっちからでないとうまくいかないから。」(3年生)

「こっちはいいよ~」(2年生)

「はい、できたよ。いいよ。じゃあ、次いくよ。」(3年生)

 

「二人は姉妹で~す!!」と笑って話していました。

P1010150

「枝ごと落ちているよね」

「そうそう、そうなんだよ~。」

「これ、さやが長くない??」

「あ~めんどくせ~~」

「もう芽が出てるよ!!」

「芽が出ているということは、結構早くできていたんだね。」

「あ~! 野球のボールが出てきたあ!!」「誰打ったんだあ、気になる~。」

P1010151

11時過ぎ。作業はいよいよ終了です。

P1010152

「めっちゃ おも~い!!」

 

地域の方に話を伺いました。

上浦幌中学校の生徒たちは競争心がないと言われる。でも、これはメリット。みんながすごく支え合って生活しているとのこと。

「みんなが顔を合わせて知っているから、子どもたちにだって何でも言える。」

「何かあったら子どもたちも大人に伝えられる。」

「学校にもいろいろと話せるし、一緒に考えられる。」

そして、

「みんなが一生懸命働いているから、誰もだらだらとはできないんだよね。」

 

こうした学習を通して、

「俺たちも子どもたちとこうやって一緒に作業ができて楽しいだあ。」

「今は機械でやっているけど、昔はこうやって苦労して作業していったことが伝えられればね。」

 

今日の作業を2時間ほど見させていただきました。いわゆる一日体験といったような「イベント」ではありませんでした。生徒たちも新鮮な顔でわくわくしながらといった表情ではありません。なぜなら、地域の中で、教育活動の中で、自然に行われていたからです。生徒たちも地域の方も「当たり前」なのです。そして、大人から細かく指示されることなく、分かっている3年生を見て1年生も動く。そんな感じに見えました。地域も学校も、そして生徒たち同士も「つながっている」学びと感じました。

今後、この学習は、豆摘みをして選別します。そして小麦は「食育体験」として調理をします。また金時は学校に近い隣町の本別町にある岡女堂さんに依頼して甘納豆にしてもらいます。そして、「地域交流体験」で、12月頃に行う「老人ホーム訪問」に持っていったり、11月頃に行う交通安全の呼びかけでドライバーさんに配る予定となっていたりと、まだまだ学びは続きます。

川遊び~ゆたかに~

2010 年 9 月 10 日(金)21:36 | 浦幌小学校 |

9月10日(金)快晴!!
本日は1~2年生合同の「川遊び」

場所はというと・・うらほろスタイルのスタッフが見つけてきた場所です。浦幌市街から東北部の本別方面に車で約20分の留真。かつては町内外から多くの方 が来場した「留真温泉」があり、現在再営業に向けて準備中。そこから少し奥深く山の中に入っていったところが今回の「学びの場」でした!子どもたちに大自 然の中で純粋に川遊びをしてもらいたいという先生方の想いが込められた学習です。

8:40 浦幌小学校をバスで出発!

P1010017
まずは1年生が乗り込みます。
P1010018
続いて2年生。
P1010019
浦幌の豊かな自然を見ながら、2台のバスで留真に向かいます。天気も気持ちいい!!

P1010023

山の奥へ奥へと・・・子ども達は不安と期待!?

P1010024

ようやく到着すると、うらほろスタイルメンバーの森田さんが出迎えてくれました。

川での注意事項などを説明。子どもたちも真剣な眼差しで聞いていました。

そして、いよいよ川のあるところに向かいます。浅瀬の川が広がっていました。緑いっぱいの山々の下にはキラキラと輝く水面。その光景を目にするだけで遊び心が刺激されるほどすてきな場所でした。

「すごい!」「早く遊びたい!」とワクワク。

P1010029

敷物をしき、サンダルに履きかえ、虫よけスプレーをかけていよいよ準備万端!

さあ、遊びに・・・のはずだったのですが、ハプニング!!  数匹の蜂がブンブンと!!

事前に確認はしていたものの・・・。 なぜか1年生担任のK先生の周りについて回ります。何かいい香りでもするのでしょうか??

でも、場所を少し移動するとそれも解決。さあ、今度こそ!

「川に入っていいよ~」の声にいっせいに・・・

P1010032

とは言うものの、最初は恐る恐る・・・。

「川に入るのはちょっと・・・」「今日は見てるだけ~。」

という子もいました。が、10分も経たないうちに、み~んな入ってしまいました!!

そして、

P1010031

膝まで入ってしまいました。さらに・・・

P1010036

なんと腰や肩まで入ってしまいました!!

「冷たくて気持ちがいい~」「おもしろすぎる~!!」

笑顔いっぱいです!!

P1010044

正座だってできちゃいます!

P1010041

お山(岩)の大将たち!

 

川の中に入るだけが「川遊び」ではありません。

P1010034

「こんな石があったよ。」と見せてくれました。食パンみたいです。さらに、こんなすてきな形も。

P1010047

P1010042

みんなで、手やビニール袋で捕まえました。得意げに見せてくれました。

P1010046

「この葉は痛いから気をつけてね。」プロジェクトの森田さんから説明を受けました。チクチクします。

P1010057

虫めがねを使って観察もしました。何が見えたのかな??

P1010058

日なたぼっこも最高~。

P1010064

葉っぱと小石で顔を作りました。

 

その他にも、バッタを捕まえたり、流木を見つけて木のボートにしたり、ドジョウを捕まえたり。

1年生のある子がつぶやいていたそうです。

 

「うらほろってやっぱりゆたかなんだね~。」

 

11:30までたっぷりと遊びました。

P1010033

さて、これは何でしょう?

これも、森田さんが用意してくれたものです。

 

ここは大自然の中、観光用に用意された場所でも何でもありません。だから、ないんです。トイレが。

穴を掘って、テントをかぶせただけですが、立派な「トイレ」なんです。

 

誰も嫌がる子はいません。みんなちゃんと一人で来て一人で用を足すことができていました。

 

さあ、たっぷり遊んだ後は、これです!!

P1010065

そう、その名も『浦弁』!!

昨年、中学生がうらほろスタイルでの「起業」の学習で考え出した弁当です。

浦幌で育った子どもたちが、町の魅力を学び、地域に貢献しようと考え、地域の大人たちが商品化してくれたものなのです。

左からイクラ、シャケフレーク、昆布、タマゴ、シャケフレーク。いずれも浦幌産のもの。現在も「道の駅」で販売されていますが、すぐに完売してしまう人気商品。この日は特別に子どもサイズを作ってもらったのです。

「すごくおいし~い。」

「こんぶが甘くて、おいしいね。」

「イクラもシャケもしょっぱくて、ごはんがすすむ!!」

と笑顔いっぱい!!

普段は給食も全部食べられない子が、あっという間に完食。

まだまだ食べることができそうでした!!

 

P1010075

帰り支度も済ませ、バスが迎えに来るまでにちょっと時間があったので今日の感想発表会。

「川に入るのが楽しかったです。」

「草を集めて、でっかい(大きい)マリモを作りました。」

「バッタを捕まえた。」「虫を探した。」「ジャンプして川に飛び込んだ。」

「どじょうすくいが楽しかった。」「深い所に入るのが楽しかった。」

「ハート形の石を見つけたのがうれしかった。」

「トカゲを捕まえたよ。」

「弁当がおいしかった。」「おかわりしたかった。」

そして、

「次来る時は、水着を持ってきたい。」「手で捕まえられなかったから、網を持ってくれば良かった。」

 

そうなんです。最初から「これとこれを用意して」とか「こういう遊びをしましょう。」とか大人や教師が言ってしまえばイベントもその時だけのもの。でも、子ども達は自ら考え、自らの体験から、楽しければ「また来たい」と思うし、心に残れば「次はこうしよう」「これを用意してまた行こう」「もっと違う場所はないかな」といったことを考え出すのです。

環境は先生方・地域の方が用意します。でも、その中身は子どもたち自身が考え創りあげていきます。

きっとこの日の体験は、子どもたちに豊かな心を育み、次の学びへのステップとなったことでしょう。

 

最後にお世話をしてくださった方々にお礼を述べました。また、見に来てくれた教育委員会の方から、捨てられていたゴミを紹介され(子どもたちが捨てたものではありません)、リサイクルのことや浦幌の自然を守ることの話もありました。

 

P1010079

13:00頃、無事に小学校に到着。

P1010084

笑顔があふれます!

P1010089

自称「マスク3人組」も無事到着!!

 

留真という場所は、同じ浦幌でも行ったことがない子がほとんどです。一昨年も地域ボランティアの方のご協力で1・2年生がこの近くで留真の温泉を利用した五右衛門風呂体験をしました。昨年は幾千世というところの牧場で地域の方の協力を得て哺乳体験や遊びなどもしました。

いずれも、子どもたちにとっては初めての場所であった子がほとんどでした。

浦幌小学校は低学年の段階では、「うらほろの魅力を知る」ということをテーマにしています。

こうした浦幌の豊かな大自然の中で、目をキラキラさせて体験する子どもたちの姿をいっぱい見られるようしたいとの想いで毎年とりくんでいます。

準備中

2010 年 9 月 10 日(金)11:17 | admin |

上浦幌小学校は、2009年度末に長い歴史を閉じました。

img013

浦幌町広報より

 

 

現在は上浦幌中央小学校に統合。

2009年度までにとりくまれた地域性を生かした豊かな学びについては現在整理中です。

準備出来次第、掲載いたします。